オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

自己分析不要論に物申す

前回「生涯就活」ではこれからなぜ時代が生涯就活になるか、という話をしました。そんな今、あなたがやるべきことは、それは焦って転職活動をすることではなく、改めて自分を知ること、と伝えました。

 

ダイヤモンドオンラインで最近、経済評論家の山崎元氏が就職・転職に「自己分析は時間の無駄!」という記事が掲載され、かなり読まれているようですが、私はこの記事を読んだとしても、いや読んだからこそ「自己分析は必要!!」と叫びたい。

diamond.jp

https://diamond.jp/articles/-/208108

 

山崎氏のおっしゃりたいことはわかります。転職を勝ち抜く上で相手の業界研究/企業研究なくして就職・転職が上手くいくなんてことはありえません。特に転職であれば尚更です。

また、山崎氏の言う面接官が見ているポイントは、特に外資や山崎氏のいた金融業界であればその通りです。特にジョブ型組織であれば異論はありません。

ただすべての企業の面接官がそのように見ているかといえば、能力は見ていますが、自分のメリットよりも自分及びメンバーとの相性を重視する企業は未だに多いと言えるでしょう。(特にメンバーシップ型の企業)

 

読者を惹きつけるためかもしれませんが「自己分析=自分探し」と定義しているところがそもそものズレ。

どうも誤解がはびこっているようですが、大学の就職課(キャリアセンター)もキャリアコンサルタントも自分探しなどさせていませんし、そんなことをさせている人がもしいるのであれば学生や転職相談を受けた人は記事の通り悲劇ですね。

 

自己分析はセルフワークとグループワークを組み合わせながら、そして様々な人からフィードバックを受けながら、自分の強みや弱み、思考特性や行動特性を知ったり、内省することで自分の価値観や優先順位、仕事を通じて誰の役に立ちたいのかなどについて気づくことが目的です。それも無しに相手の研究をいくらしても底の浅さが見えてしまいます。

それらを自分なりに気づいた上での山崎さんの記事です。大いに誤解を与えかねない話なので警鐘を鳴らしておきます。

(読者数が象とアリくらい違うので、私がここで吠えても影響はたかが知れていますが…)

喧嘩を売るつもりはありませんが、このような考えだから転職12回なのか、とも思ってしまいます。これこそ価値観の違いかと思います。

 

ま、あとは山崎氏と一般の人は自己分析を始め、色々な前提が異なる、というのも当然あります。世の中の大半の人は山崎氏のように超アタマ良いわけではありませんから。

孫子の

「彼を知り己を知れば百戦殆ふからず。彼を知らずして己を知れば一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。」

を私は伝えておきたい、ということです。

 

あなたは就職・転職に自己分析は不要だと思いますか?

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こんなはずじゃと後悔しない生き方を