オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

消化試合の人生 ケース3

オプショナルキャリア研究所代表の狩谷昇です

 

「消化試合の人生」シリーズの続きです。

 

今回は40代女性Cさんのお話。

専門学校の事務職として働くCさんは、20年近く前に転職してきました。以前は広告業界で営業として働いていたようですが、あまりにも激務だったため、安定して長く働ける職場として、コネもあったことから今のところを選んだと聞いています。

広告業界出身ということもあり、広報に配属になったようですが、民間企業と専門学校ではあまりにもカルチャーが異なります。そして私立学校ですから専制君主で天皇のような存在の理事長がおり、特に当時の理事長には誰一人として意見をするなどできないような雰囲気だったとのことです。

能力を買われて採用されたと思ったのに、上の言うことは絶対。理事長がお気に召さないと全ての案はボツになる。以前の職場は激務だったけれども、いわゆるワイガヤな雰囲気で年齢や役職関係なく意見を言えたが、今は誰も何も言えない。そんな環境で10年近く過ごしたところで彼女はすっかりやる気を失ってしまいました。仕事はどんどん雑になり、ミスをしても人のせいにする。性質が悪いのは相手によって言うことを変えるので、いつの間にか扱いづらい人扱いされるようになり、「Cさんには気をつけろ」と彼女に関わった上司たちは言うようになりました。

その後は部署も数年おきに異動となり、今では在校生や卒業生のデータを扱う部署で淡々と仕事をし、定時に出社し定時になるとサクッと帰る生活を続けています。

恐らく彼女は会社(学校)に対しては何も期待をしていないのでしょう。

安定した仕事があり、そこそこの給与はもらえている。

大学進学率が上がり、学生募集が大変になっているようですが、そんなことは上が考えることであって彼女には関係ありません。

ある意味、かつての日本には多く存在した大企業の一般職のような存在になってしまったのですね。

まあ、仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切っているようなので、それはそれで悪い人生ではないのかもしれません。本心はどう思っているのかわかりませんが。

仕事に余計な期待はしない。これも一つの生き方かもしれません。

実は周りを見ていると、こうやって自分の心を殺して仕事をしている人の方が世の中全体でみると多いのかもしれません。私には耐えられないことですが。

 

あなたは仕事にどんな期待をしていますか?

自分の心を殺して仕事をした経験はありますか?

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今日よりもちょっと良い明日を