オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

働く軸の見つけ方 その12 おまけ キャリアアンカー

働く軸シリーズの続編です。

前回「その11」で課題は実質最後と言いながら、まだあるのか?とお思いになられているかもしれませんね。実質と入れたのはそのためで、今回は私からの課題というよりかは、有名な理論そしてワークの紹介です。

 

キャリアに関する理論を勉強された方なら全員が必ず知っているマサチューセッツ工科大学名誉教授エドガー・シャイン先生の「キャリアアンカー」です。

キャリアアンカーとは、個人のキャリアのあり方を導き、方向付ける錨のこと。キャリアの諸決定を組織化し、決定する自己概念を指しています。

つまり職業上の自覚された価値観・才能・動機などのことで、一度形成されるとその人の生涯にわたって職業上の重要な意思決定に際して影響を与えつづけるというものです。

具体的に言うならば…

自分は何が得意で何が不得意なのか?

本当にやりたいことは何か? 何をやっているときに充実感を感じるか?

自分は、どういうことに価値を感じるのか?

個人がよりよいキャリアを歩む上でのアンカー:錨(拠り所)は何か。

必ずしも皆さんの過去の経験や、持っているスキルとは一致しません。

 

アンカーの構成要素: ①才能・能力 ②動機・欲求 ③価値・態度

アンカーカテゴリー

専門・職能別コンピタンス (Technical / Functional Competence, TF)

全般管理コンピタンス (General Managerial Competence, GM)

自律・独立 (Autonomy / Independence, AU)

保障・安定 (Security / Stability, SE)

起業家的創造性 (Entrepreneurial Creativity, EC)

奉仕・社会貢献 (Service / Dedication to a Cause, SV)

純粋な挑戦 (Pure Challenge, CH)

生活様式 (Lifestyle, LS)

 

このキャリアアンカーは、個人にとってキャリア選択に直面して初めて見えてくるものであり、キャリア発達は、こうした要素をベースにした「自己概念にキャリアを統合するプロセス」であると、シャインは述べています。

 

ではどうやって自身のアンカーを見つけるか?

この本で学びましょう。

 

 

神戸大学の金井壽宏先生が訳をされています。

内容は個人ワーク(質問紙タイプのワーク)とインタビューで掘り下げていく二段階のワークで成り立っています。

働いている人を想定した質問が主なので、私は学生向けに簡易版を作成したりしたこともありますが、このサイトの読者は社会人を想定しているので、原典に当たって頂くのが最も良いと判断しています。

他にも関連書籍として

 

もあります。

 

ぜひやってみてください。

とはいえ、これも所詮ワーク。ここで出た結果を基に、さらに自問自答を繰り返していくことがとても大切だと考えています。

 

おまけ情報ですが、かつて大ヒットした受験マンガ「ドラゴン桜」には続編として就職活動編があります。タイトルは「銀のアンカー」。まさにこのシャイン先生の「キャリアアンカー」がこのタイトルの由来です。

  

あなたのアンカーは何ですか? そしてその結果を見て、どのようなことを思いましたか?

  

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今日よりもちょっと良い明日を