オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

ライフステージの変化はきっかけ

また電車内の広告から働くことを考えてみたいと思います。

今週、たまたま目にしたのは「くもんの先生」募集の広告。

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本文にはこうあります。

「ライフステージの変化は、

新しいじぶんに出あう、

きっかけです。

 

結婚や出産、子育て、子どもの入学。

そんな変化があるたびに、

働き方を見直す女性が、たくさんいます。

今までと働き方を変えていく。

それは勇気が必要なことだけれど、

新しい自分と出あう、

きっかけでもあると思うのです。

あなたが一人の女性として、より輝くために。

新たな場所へと踏み出すあなたを、

KUMONは応援していきます。

あなたに、くもんの先生という働き方。」

 

サイトではこのように表現されています。

www.kumon.ne.jp

キャッチコピーは

「ライフステージが変化する時、それはあなたが輝く、きっかけです。」

「ライフステージが変わる今だからこそ、新しい輝くじぶんと出会える。」

おわかりの通り、この広告のターゲットは育児が一段落ついた女性です。

 

数年前に「保育園落ちた。日本死ね。」が話題になりましたね。

保育園に預けられなければ、父母のどちらかが育児をしなければなりません。

出産は女性にしかできないことであることに加え、ミルクはともかく母乳は母親しか与えることはできません。

そして「母性神話」や「3歳児神話」があるからか、特に乳児・幼児期においては、この日本においてはまだまだ育児は女性がするもの、という認識がとても根強く、ここで離職してしまう女性が多いのが現実です。もちろん政府も企業も、そして何よりも働くママたちが頑張ってきた効果があったからか、日本のM字カーブは大きく改善してきています。

 参考:

www.gender.go.jp

www.nikkei.com

 

「ウチの会社は男性も育休を取得しています!」と謳っている企業が散見されますが、ほとんどが単発(1日や数日)。

長期で育休を取得するということは、メインストリームから外れる覚悟が求められますし、よく言う“マミートラック”に追いやられかねません。企業の中枢で働く男性に、その覚悟はなかなか持てないでしょう。

 

男性が家事をやらない/やれない、というのも女性に負担が大きくかかる原因の一つになっていますが、この話はまた今度。

 

そこでこの広告。

広告を依頼したくもん側、そして広告代理店は、求人のターゲットが明確な分、一旦仕事から離れた女性の気持ちに寄り添った表現を心掛けたのだということはとてもよくわかりますし、意欲があって能力のある女性に、良い働く場を提供していると思います。

 

電車内でこの広告をたまたま見た男性は、自分には関係ないと瞬時に判断し、またスマホに視線を戻していることでしょう。

 

男性がライフステージの変化で自分を(自分の生き方、働き方を)変える、というのは全く想定されていないことに違和感を覚えるのは私だけなのでしょうか?

私はこの広告を責めるつもりはまったくなく、この社会、つまり男性はライフステージが変化したって滅私奉公で働くのが当然だ(別に何か変わる/変える必要ない)という企業側と働く私たち男性も女性もの意識、に対して違和感を覚えているのです。

 

フルタイムで働く私と妻が子どもを授かって、妻の妊娠中、産褥期を共に乗り越え、育児に関わり、家事を共にやってきているからか、男性もライフステージによって働き方を変えられると良いのに、とずっと思ってきています。 

お迎えのために早く帰るとか、家事が大変とか言っても、「そんなの奥さんにやらせりゃいいじゃん」としか思われていないので。(もちろん一部には理解のある方もいますが)

 

「女性のキャリア」や「男性の家事・育児との両立」、「男性も状況に応じて降りたり再度復活しやすい社会」というのはテーマとして今後この場でも考えていきたいものです。

 

あなたはライフステージの変化に応じて、働き方を変えてきましたか?

今の職場は働き方をライフステージに応じて変えることを応援してくれますか?

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今日よりもちょっと良い明日を