オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

副業・兼業・複業(パラレルキャリア)とは 「複業」編

前々回の「副業」編、前回の「兼業」編に続いての、今回は「複業」編です。

 

「複業」「パラレルワーク」「パラレルキャリア」は最近流行りの概念です。

「複」という漢字を辞書で引くと

1 二つ以上のものが重なっていること。「複合・複雑・複式・複数・複線・複文/重複・単複」

2 同じことを重ねて行うこと。「複写・複製」

(デジタル大辞泉より)

と記されていました。

 

この「複業」は、「パラレルワーク」「パラレルキャリア」と呼ぶ人もいます。「副業・兼業」と同様、“2つ以上の仕事をする”という字ずらでは同じ意味となりますが、意味合いは大きく異なります。

 

「副業」そして「兼業」ではどちらかというと、取り組む本人の意識としては“稼ぐ”“補う”という面が強い感がありますが、「複業」では、稼ぐ金額の多い・少ないは置いておいて、意識の上では「本業と別のものに取り組んでみたい」、もしくはそれまでの経験を活かして「会社の枠の外で何かやってみたい」という面が強く出ているように思います。

 

なので「複業」を謳っている方はボランティア活動など無償での活動も含んでいる方が散見され、要は会社以外でも何かの活動に身を置くことにより、会社依存のキャリアから脱却すべく、自分で自分のキャリアを構築するために活動することを「複業」と使っている例が多く見受けられます。

 

以前、「複業」の外部セミナーに参加したことがありますが、そこで言っていたのは

「人生100年時代を生きるにあたって、会社以外にもやりがいを見出せる場を複数見出しておこう。やりたいことがあるならやってみよう。やりたいことが無いなら、やりたいことがある人を手伝ってみよう。」

ということで、お金を稼ぐ、という色合いはとても薄かったのです。

 

私も上記の考えには全面的に賛成です。

副業のところで、私は大学院教員や自治体の委員などの副業をやっているという話をしましたが、それらの活動は、かかる時間の割に得られる報酬はとてつもなく低いので金銭的なメリットはほとんどありません。

ただそういったことを主体的に行うことで得られる知見やネットワークがあり、また多くの刺激を受けられることが辞めずに継続している動機です。

ですので「副業」としての届け出はしていますが、意識としては「複業」だと私自身は思っています。

 

自分に何が向いているかとか何を面白いと感じるかはやってみなければわかりません。

そして何よりもあなたに危機感を持ってもらいたいのが、会社の中だけにいると「井の中の蛙大海を知らず」に確実になります。

 

本業が忙しくても、予定に入れてしまえば何とかするように人はなります。

将来の種蒔きの意味を含めて、

「やりたいことがあればやってみる」

「やりたいことがなければ、他の人が主催している活動に参加してみる」

というのは個人的にはオススメの活動です。

 

…と言うのは簡単ですが、私自身もそうですが、本業があり、家庭があり=従って家事があり、育児があり、介護もあり…となると本当に時間を作るのは大変です。

が、意識だけでも「会社だけが全てじゃない」

と思うことが大事なのではないでしょうか。

 

特に“やりたいことがある”方はぜひやってみましょう。

実はミュージシャンや作家、漫画家、演劇他、真剣に趣味をやっている方などは、平日は会社員の仮面をかぶり、本人の意識としては会社員が副で、音楽や執筆が主、という方が多くいます。(収入は逆のことが多いのが実態ですが。)

 

作家業・著述業の場合、今は悲しいことに作家では筆一本で食える人なんて超大物以外はほとんどいないのが実態で、兼業作家なんて言葉もありますが、多くの作家さんの意識としては複業でしょう。

今や大物ミュージシャンのスガシカオさんも元々はサラリーマン。完全に複業から始まっています。

そして世界に羽ばたいていった今をときめくこんまりさんも、元々はリクルート系企業に勤める会社員でした。大物になる前から彼女を知っていますが、彼女もスタートは複業でした。

 

複業でやっていると突然芽が出ることがあります。イケるかも!?と思う瞬間です。

そのタイミングを上手く掴み、ブランディングをきちんとして勢いに乗れると好きなことが本業になったりもしますね。

 

ホリエモンさんを始め「遊べ!」「遊びが仕事になる!」と主張している人が多くいますが、遊びも含めて複数のことを色々やっていてそこで突き抜けられれば第一人者になれますし、本当に仕事になる、というのが私の解釈であり、実感でもあります。

もちろんビジネスセンスは必要なので、その意味でも複業から始めるのが良いように思います。

時間を作って色々なことをパラレルでやっていく。

時間の確保と家族の理解が必要かとは思いますが、ぜひチャレンジしてみてください。

するだけの価値はあると言い切ります。

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今日よりもちょっと良い明日を