オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

副業・兼業・複業の捉え方

前回(2019/5/3)の「副業解禁時代の始まり」に続いて副業・兼業・複業(パラレルキャリア)について考えていきましょう。

 

副業・兼業・複業で何をイメージするか。これは人によってものすごい差があると思います。

一般的に企業勤めをしていると、とにかく本業に専念することは当然で、企業に全て捧げろ的な無言のプレッシャーを感じることも少なくありません。

企業が副業を解禁しないのも、労働者の健康管理やセキュリティの問題を盾にしていますが、昭和時代の感覚を引きずっている現在の多くの経営層や管理職からすれば、「そんな余力があるんだったらもっと目の間にやるべきことが山ほどあるだろう!」「会社に入った以上は会社に全てを捧げるのが当然」と言いたいところが心理的な背景にあります。

 

都心に住んでいると忘れがちですが、地方に行けば副業というか兼業は当たり前です。

実家が農家の場合など、収穫期には家族総出どころか親戚もかき集め、さらに地域の人にも協力を得ながら作業に当たります。

地方で働いている方にとっては逆にそれが当たり前。農業が主な産業の地域で「副業禁止だ!」などと目くじらを立てている人に出会ったことがありません。

 

現在東京で働いている私の友人や仕事仲間でも実家が農家の人は収穫期に有給を使って帰省し、収穫を手伝っています。

もちろんここでは表立って給与の支払いとかはされないでしょうから、誰もこれを「副業」や「兼業」と思っていない、ということですね。

 

CtoCのビジネスとして注目を浴びたメルカリ。メルカリが出てくるまではヤクオクなどのオークションやアマゾンマーケットプレイスなどへの出品も、これも多くの人はビジネスとは捉えていません。

私の周りでもこれらで本業の給与以上に稼いでいる人もいますが、所詮「中古品の出品」としか捉えられておらず、本人は確信犯だとしても周りは副業・兼業とは思っていないようですし、一々これらを副業・兼業として届を会社に提出している人にも出会ったことがありません。

 

先ほど実家が農家の例を挙げましたが、実家が大地主の方はどうでしょうか?

先代から引き継いだ土地でマンション経営や駐車場経営をされている方も珍しい話ではありません。この場合だと法人名義にしていたり、一応副業として会社に届け出をしている方が多いかもしれません。

 

不動産関連で言うと、“サラリーマン大家”という言葉ももう使い古された感がありますが、不動産投資をしている人も多いですよね。

ワンルームマンションに始まり、普通のサラリーマンでも借金数億円を背負ってマンションの1棟買いを何件もやっている人が、これも当たり前のようにいます。

ただ、彼らはそんなこと会社では絶対に口にしないのでわからないだけです。

先代から引き継いだものではなく、自分の意志で不動産に投資している方は収益目的なので完全にビジネスのはずですが、これも一々届出をしている人に出会ったことがありません。

配偶者や親などを社長に仕立てて法人化してやっている方が大半ですから。こういう人たちは会社にいかにバレずに収入の柱を増やしていくかに執心し、早期リタイヤを目指している比率が高いですね。

 

投資絡みでいうならば、株式投資やFX、債券投資はどうなのでしょうか?

今どき全額銀行預金という人は少数派でしょう。株式投資やFXはハードルが高く感じて行わないにしても投資信託はやっている人が多いかと思います。

確定拠出型年金を導入している企業に勤務されている方は、否が応でも投資信託にお金を投じているわけですし。

投資も立派なビジネスのはずですが、こちらは貯蓄や資産形成と捉えられており副業とは見なされていないどころか、会社が資産形成を支援したりしています。

とはいえ中にはフツーの会社員の顔をしていながら、今では「億り人」となり莫大な額を運用している人もあなたの周りにいるかもしれません。(私の周りにはいます。)

 

他にもワインへ投資したり、アートに投資したり、と趣味なのか投資なのかビジネスなのか境目がはっきりしないもので自分の年収以上に稼いでいる人が普通にいます。

 

この10年くらいで増えたのがブログやYou Tube、Twitter、facebookなどSNSを利用して稼いでいる方々。

コンテンツそのもので収入を得ている人もいれば、アフィリエイトなど広告を通じて手数料収入を得ている方、自分の作品や特殊ルートで仕入れたものなどをネットを通じて販売している方もいます。

これも一々届けてしている方など見たことありません。

 

実は会社の社長や人事が思っている以上に、副業・兼業・複業はいつの間にか一般化しており、お小遣い程度を稼いでいる人は当たり前のようにいる、というのが実態です。

人によっては会社から得る年収以上に稼いでいる人も全然珍しくありません。

(稼ぎすぎている人は、住民税などで会社にバレないよう、色々な手段を講じています)

 

何をもって副業・兼業・複業と捉えるか。この定義と実態は大きくかけ離れているのも認識する必要があるかもしれませんね。

 

私個人は、この”FUKUSEN”に込めた意味に記したように、収入の柱は複数あることが望ましいと考えていることからして副業・兼業・複業推進派(このブログも複業)です。

 

もしあなたが、収入は会社一本のみということであれば、メルカリでもヤフオクでもいいので自分の力で稼ぐ、という経験をしてみましょう。少額の株式投資でもいいでしょう。

 

もちろん収入を目的とするのではなく、単純にキャリアの複線化という意味で、知人がなにかやっている活動に参加してみるとか、SNS上にある誰か志のある方の活動に参加してみるとかもアリです。

 

副業・兼業・複業を固く考えず、小遣い稼ぎや自分のキャリアの幅を持たせる一手段だと思って何かやってみてはいかがでしょうか。

 

あなたは会社からの報酬以外で、少額でもいいので稼ぐことを実践していますか?

 

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今日よりもちょっと良い明日を