オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

日本人がなかなかグローバル化できないわけ

生き方・働き方改善士のFUKUSENです。

 

前回(昨日 2019/4/17)のエントリー「なぜ日本にメンバーシップ型組織が定着したか 」はメンバーシップ型組織が第二次世界大戦後、荒廃した日本が立ち直り、そして発展していくにおいてこの形がピッタリだったこと。この形だったからこそ、そして日本人の国民性にもメンバーシップ型が合っていたことで高度経済成長を実現でき、幸運にも恵まれ日本は世界第2位の経済大国になれたこと。しかしこの成功体験が足かせとなり今ではこの当時に出来上がった働き方や価値観を壊そうと「働き方改革」が叫ばれていることなどを記しました。

 ここまで3回にわたってジョブ型組織とメンバーシップ型組織について触れてきました。

 

ここまでの経緯を見れば、なぜ日本人そして日本企業がグローバル化しにくいかのヒントが沢山あったのにお気づきかと思います。

 

グローバル化の定義は難しいですが、以下のサイトの定義をご参照ください。

グローバル化とは何ぞや?という議論はここではしません。

bizhint.jp

kotobank.jp

 

日本は日本の独特の文化、価値観、就労観、働き方があります。世界から日本の働き方や企業内の文化は曖昧でわかりにくく、納得感が得にくいように見えています。

そりゃそうです。仕事は仕事と割り切っている人の方が欧米には多く、家族の一員とか言われても気持ち悪いと思うのが外国人。(1回会っただけでもソウルメイトだとか口では言う人もいますが…苦笑)

 

何よりも「契約」の下に仕事をしているわけですから、そりゃ契約外のことなんてやる必要がない、と考えるのが普通です。

日本人の場合は、就職したら会社に全て捧げろ!という昭和の価値観がまだ残っていることに加え、お人好しというか「総合職」という言葉でぼやかされているからか、契約外のことだって好意で(本音では仕方なく)やってしまいます。というかそこで契約云々を言い出したら、途端にギスギスします。

そして上司は必ずこう言います。「仕事なんだからやれ!」と。

(「じゃあ私の仕事は何ですか?明確に定義してください!」と言い返せたらスッキリすると思った経験がある方も少なくないと思います。)

 

職務が定義されていないから何をどこまで頑張れば評価されるのかがわからない。これを外国人は最も嫌がります。そりゃそうです。自分の報酬と仕事は直結しているはずですから。日本では報酬と仕事はリンクしているようでリンクしていません。

 

ホワイトカラーは特に専門職の自負が強いので、自分の専門外は基本手を出さない。それは他のプロの領域を侵犯することになるからですし、そこでは自分が期待するアウトプットを出せるかわからないからです。だからジョブローテーションとかは彼らからしたら意味不明です。なので当然異動とか転勤とかはきちんとした納得のいく説明がないと応じつつもりすら基本はありません。(但し、それが明確に職務として期待されれば喜んで行きます。)

残業については職種・職位によって考え方は異なりますが、少なくともダラダラな残業など持っての他。

など。

 

個を大切にする外国人と集団内の空気を「忖度」する日本。

 

日本は日本の良さがあり、世界もまた日本の良さに注目しています。

ただ、一緒にチームを作るとなるとなかなか大変ですね。

 

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今日よりもちょっと良い明日を