オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

ドライとウェット

生き方・働き方改善士のFUKUSENです。

 

前回(昨日 2019/4/14)の「ワンマンか合議制か」では、同じ組織でもリーダーによってその組織におけるメンバーに期待されていることが大きく違うことを記しました。

自分の理想を実現するために必要なメンバーを都度集めていく形と、チームを組んだメンバー同士で話し合いながら自分たちのやりたいことを時代に合わせながらやっていく形の違いをバンドを例に考えてみました。

 

リーダーもしくは優秀な幹部がこういうビジネスやるぜ!って方向性とビジネスモデルを決めて、それを達成できるチーム編成(組織)を考え、そこに必要な人を集めるのを「ジョブ型」と呼びます。仕事に人がつく、ということです。

バンドの例でいうと、ワンマンのリーダーがいて自分が表現したい音楽に合わせてメンバーを都度変えていく形ですね。ソロアーティストに多いと伝えました。

 

メンバーをある程度固定してそのメンバーで出来ることを探っていく、これを「メンバーシップ型」と呼びます。チームの目的を達成するために、職務を遂行するスキルが足りたければ出来るようにさせるから何でもやってくれ!という形です。人に仕事がつく、ということです。

バンドの例で言うと固定メンバーで、濃密な話し合いをしながら自分たちが出来ることの中で時代に合わせて表現を変化させていく形です。

(「ジョブ型」と「メンバーシップ型」の命名は労働政策研究・研修機構労働政策研究所長の濱口桂一郎先生)

 

ジョブ型は、仕事に必要なスキルを持った人を集める。だから専門性を発揮でき期待される成果を上げていれば余計なことをする必要がないというメリットがある反面、その仕事がなくなったら、もしくは企業側が期待する成果を発揮できないとか満足いくレベルになかったら組織から退出せざるを得ない、というドライな関係です。

バンドで例えるとリーダーがいきなり方向性を変えたりすれば次のレコーディングやライブには呼ばれない(いきなりメンバーチェンジ)ということになったり、呼ばれてもリーダーの期待に応えられなければクビとなります。

 

対してメンバーシップ型は、社員は(建前としては全員が)同じ目的を達成することに合意したメンバーなので(以前は「社員は家族」という話をする社長さんが多かったですよね)面倒はとことん見る、だからお前も会社に全てを捧げて奉公してくれ、という考え方です。メリットとしては育成についても会社が面倒をみてくれること(もちろん本人の努力も不可欠)、今いるメンバーで出来ることを考えていくので、解雇は原則しない(=長期雇用)という従業員側のメリットがありますが、目的を共に達成するということに合意しているわけですから異動も残業も転勤も受け入れる、という前提です。とてもウエットな関係です。

バンドだといつものメンバーで自分たちが出来る音楽をやっていく。ただ下手すると固定メンバーだけにギクシャクしたり、または新鮮さがなくなりマンネリ化し時代と合わなくなることもありえる、ということです。

 

あなたはドライな関係、ウェットな関係、どちらが好みですか?

 

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今日よりもちょっと良い明日を