オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

それでも変化を嫌がる人

生き方・働き方改善士のFUKUSENです。

 

前回(昨日 2019/4/10)のエントリー「現状維持を好む人はダメなのか」では、現状維持を好む人の多くは納得するまでの深さが違い、とても慎重なだけであり根底から変化を嫌がっているわけではない、ということを伝えました。

 

けど現実の世の中にはそれでも変化をとことん嫌う人がいます。中には理解しようともせず端から頭ごなしに否定する人もいます。

 

どんな生き物でも本能的に最も恐れるのは死であり飢餓です。だから自然界における弱者のヒトは基本的には変化を恐れる動物だと「現状維持を好む人、変化を好む人」で触れました。そんなDNAが私たちには埋め込まれています。

 

それを現在のこの豊かな世の中に当てはめて考えてみましょう。

今の世の中で働き盛りの人が怖れることは何でしょうか?

もちろん病気や事故、家族を失うことなどは真っ先に想像することでしょう。このブログのテーマに沿って考えるならばあとは「お金」、さらに言うなら「稼ぎ口」を失うことです。一生遊んで暮らせるだけの資産がある人であれば仕事を失っても動じませんが、資産が無い人(*)にとって「稼ぎ口」を失うことは「貧困」、そして「家族がバラバラになること」、さらには「飢餓」や「死」など“希望を失うこと”を想起させます。

 

よく企業にもダーウィンの名言が引用されます。

「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。

それは、変化に最もよく適応したものである。」

 

企業は生き残るために常に環境に適合していこうとします。当然あなたが働く職場にも変化を求めます。

その変化が自分の想定できる範囲内であればまだいいでしょう。時には想定を遥かに超える変化を求められるかもしれませんし、自分がどれだけ努力しても無理そうなものかもしれません。

 

現状それなりに上手く物事が進んでいて、売上も立っている。多少利益も出している。それなのになんで変えなきゃいけないんだ! という一見理不尽な変化もあります。

オフィスにPCが入ってきたときに、それに適合できなかったオジサンは一気にお荷物扱いとなりました。

ある製品の生産を中止したことで、研究や開発をやっていた人がいきなり営業をやらされ病んでいく例も枚挙にいとまがありません。

 

「六十の手習い」ということわざがあるように、何歳になってからでも物事を学ぶのに遅いということはありません…が、企業にいると求められるスピードが自分の能力を大きく超えていることもしばしばです。

 

そうなると突然肩身が狭くなります。自分の居場所そして存在価値を失います。周りからもリスペクトされなくなった気がします。

これは本人にとってはとても恐ろしい状況です。そこから連想されるのはリストラであり、目の前にあるのは自分に向いていない仕事。一気に奈落の底に突き落とされる感覚でしょう。

 

それを防ぐために必死で抵抗します。自分の身を守るために。

変化を嫌うにもそれなりの理由があります。

 

現状のままがよいのか、変化を推し進めるのがよいのか、その結果は誰にもわかりません。

経営者や経営幹部の判断だって正解はなく、何年か経って初めてあの時のあの判断をしてよかった/あの判断は失敗だった、となるわけですから。

 

全員がその変化に適合し、それぞれが居場所を見つけ、存在価値を高められれば、それが理想ですがそう簡単ではありません。

 

少なくともこの読者のあなたは組織がどう変化しようともその中で価値を出し続けられるようになっていたいもの、もしくは見切りをつけて他で居場所を見つけていく、作っていけるようになりたいものです。

そのためにはどうしたらよいかを今後考えていきましょう。

  

(*)

2019/3/6付けで発表されたSMBCコンシューマーファイナンスが実施した調査

30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019

によると貯蓄額ゼロ(貯蓄ができていない人)の割合が

男性23.1%、女性17.1%

となっていました。ということは、5~6人に1人はいる計算。

40代で貯蓄ゼロで一気に50代になって増えることもないでしょうから、貯蓄ゼロのまま老後に突入する可能性が高い、ということも推測できます。

 

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今日よりもちょっと良い明日を