オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

現状維持を好む人はダメなのか

生き方・働き方改善士のFUKUSENです。

 

前回(昨日 2019/4/9)のエントリー「現状維持を好む人、変化を好む人」に対する自分での反論です。

 

昨日は、ヒトは一般的には変化を怖がる動物であることを踏まえた上で、現状維持を好む人も変化を好む人もいて、両方がいることで人類は生き残ることができたのではないか。ただ現在は変化が激しい時代のため、現状維持を好む人にとっては生きづらい世の中になっているかもしれない、という旨の記事を書きました。

 

じゃあ現状維持を好む人はダメなのか、といえばそんなことは当然ありません。

  

今まで私は数多くの、自他共に認める変化を嫌う保守的な方々と一緒にお仕事をしてきましたが、彼ら/彼女らの大半はとても勉強熱心でしたし仕事にも一生懸命な方々でした。

 

現状維持を好む人は、思い付きだけで何かをやらされたり、無駄に急かされたり、理由や根拠もなくいたずらに冒険したり、無謀なことに対する抵抗感が強いだけで変化を根底から嫌うわけではないと私は思っています。

簡単に言ってしまえば納得するまでの深さが違う、ということでしょうか。

(もちろん中には俺は(わたしは)「ずーっと同じことだけやっていたいんだ」という 方もまれにいます)

 

背景を理解し、変化が必要なことに納得すればそれこそ人一倍勉強し、変化を推進する存在にもなってくれます。

ただそこに至るまでに時間がかかります。またよく言えば慎重、悪く言えば懐疑的に物事を見ているので、納得するまでが大変です。

なので傍から見ると、決してフットワークが軽いようには見えません。とても腰が重く、慎重で、現状維持を好む、と思われがちです。

 

このように物事に対するノリというかスピード感が異なる者同士が一緒になると最初はは大変です。例えば変化を好む人からすれば、一々事細かに説明をしなければならないことにイライラしがちですし、逆に現状維持を好む人から変化を好む人を見ると、「もう少しちゃんと考えてから発言しろよ」と思っています。

 

お互いがお互いを少なくともそういうヤツなんだと理解してくれれば余計な摩擦は軽減します。個人のレベルからみれば、各人がそういったノリやスピード感、一般的に言えば社風の合うところに収まることが望ましいでしょう。合わないと本当に苦痛になりますから。

 

ただ組織全体の観点で考えるならば、組織には両方のタイプがいる方が生命力は強くなります。勇み足な人ばかりでは誤った方向に進んでいてもイケイケで突っ走ってしまいがちだし、慎重派ばかりでは変化への対応が遅れます。

時代や環境に合わせて、例えばリーダーが勇み足なタイプであれば参謀が慎重派のような組み合わせが理想であり、お互いがお互いの長所を認め合ったうえで議論できると良いですね。現実には政治的な力が働いたり、どうしてもノリが近い人を側に置きがちなので、なかなかそんなに上手くはいきませんが。

 

-------------------------------------

今日よりもちょっと良い明日を