オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

なぜ会社にしがみつくのか その6

生き方・働き方改善士のFUKUSENです。

 

なぜ会社にしがみつくのか その5」からの続きです。

 

前回は、人がしがみつく理由として、人には損失回避性があり、また埋没費用についてどうしてももったいないと感じてしまうのが自然で、それが判断を鈍らせる、という話をしました。

 

それでも会社は簡単に辞められないよ、というのはある意味その通りだと思います。

 

だって、怖いですもん。

無鉄砲に辞めたらそれこそ経済的な基盤を失うだけですから。

私だって今でこそこういうテーマでブログやっていますが、特に20代の頃は仕事のパフォーマンスは低迷し、また自分自身もそれを充分にわかっておりクビになるんじゃないかと本気で思って冷や冷やしていました。さらに外に飛び出してもITの仕事はしたくないし、かといって他の経験もないし…と毎日悶々と悩んでいました。今と同様メディアが「バブル崩壊」「リストラ」を叫びまくっていた頃だったので、ホントそんな状態で転職活動しても良い案件なんてあるはずもなく、また飛び出す勇気もなく、怖かったことを鮮明に覚えています。

当時の私は結婚も控えていてホントどうしようと悩み、上司や先輩に思い切って相談したところから活路を見出すことができました。

 

現在は、景気が良いという報道と同じくらいに、私たち庶民の暮らしは貧しくなっているとか、二極化がより進行しているとか、将来がどれだけ暗いかのようなネガティブ情報も溢れかえっています。「下流老人」なんて言葉も生まれたし、週刊SPAの特集なんて「低所得おじさんの絶望」「負け組50代の衝撃」とか、どれだけ煽るんだって思いますもん。

 

人間は感情の動物とよく言われます。それだけ私たちのアタマや心は感情に左右されるということで、どんなに優秀な人だって感情を抑えられなければ判断を誤ると大概はロクなことになりません。

ただこれは仕方ないことでもあります。

人類が誕生してから数百万年経っていますが、飢餓や疫病からほぼ解放されたのは先進国においてもこの100年程度といっても過言ではありません。なので私たちのDNAには自分の身を守るため、そんな遠い将来よりもまずは目先の空腹をしのぐことを最優先することが刷り込まれているらしいのです。さらに怖れの感情があることで自然の恐怖から私たちは身を守れてきたわけです。

 

だから人は、特に経済的な基盤を失いかねないことに対してはこれだけ豊かになった今の時代になっても必要以上に怖さを感じます。

 

その7につづく

 

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今日よりもちょっと良い明日を