オプショナルキャリア計画(旧名:FUKUSEN思考)

このままではヤバいかも、と不安を抱える人に贈る現状打破講座

なぜ会社にしがみつくのか その2 後篇

生き方・働き方改善士のFUKUSENです。

 

前回「なぜ会社にしがみつくのか その2 前篇」の続きです。

 

そんな昭和的価値観が刷り込まれた私を激しく揺さぶる出来事が3つありました。

1つ目が「バブル崩壊」。イケイケドンドンでこの世を謳歌していた日本企業があっという間に傾き、内定取り消し、リストラ、という言葉がメディアを賑わすのを連日のように見たこと。実際に私の友人の親などがリストラされたこと。

2つ目が、同期や職場の仲間がメンタル不全に陥ったのを目の当たりにしたこと。そして(別の)同期が死んだこと。その同期の奥さんがお子さんと共に途方に暮れていたこと。

3つ目が、リストラ(する側)を経験したこと。

 

細かく挙げていけば私の価値観を揺るがした出来事は他にもたくさんあるのですが、大きくは上記3つの出来事が私の価値観や考え方を大きく変えました。

会社って意外と冷たいんだな、会社に人生を委ねるなんて考えちゃいけないな、と思ったのです。

誤解のないように記しておくと、会社にいた上司・先輩・同僚・同期など個々人を冷たいと思ったことは(ゼロではないですが)ほとんどありません。ただ会社という仕組み上、それを維持・発展させるためには冷たくならざるを得ない、ということを理解したのです。

 

ここからはちょっと余談ですが、その後自分が人事を経験し、他の企業のリストラ事例を研究した際に思ったこととして、外資のリストラはまだ温かいと思いました。

退職金もかなり上積みされ、ちゃんと次が決まるまでの再就職支援にも多大な費用と時間を使ってくれる。

それに比べて日本企業のリストラは、最初の頃は条件が良くてもどんどん悪化したり、中には追い出し部屋のような嫌がらせに近いようなこともあったりなど、ケチるし陰湿だなぁと当時思った記憶があります。もちろん会社による差が激しいのですが。

 

もう一つ余談として頼る相手が会社ではなく配偶者についても思ったのは、友人の父親が実はDV夫だったにも関わらず、お母さんは耐えるしかなかった、という話を聴いたときです。この話も、それまでそんな話を聞かずにのほほんと育ってきた当時学生だった私には衝撃でした。 

 

どんな企業に勤めるにせよ、また誰と人生を共に歩むにせよ、全面的に依存するのは危険だと思った瞬間について簡単に振り返ってみました。

 

その3につづく